
結論から言うと、迷った場合はTerraを基本にし、複雑な設計や解決できないバグではSol、単純な修正や繰り返し作業ではLunaへ切り替えるのが分かりやすい選び方です。
Sol・Terra・Lunaは、単純な上位・下位ではありません。性能、速度、コスト、向いている作業が異なるため、Codexへ任せる仕事に合わせて選ぶ必要があります。
この記事では、3モデルの違い、利用できるプラン、料金や速度の考え方、作業別の選び方を整理します。
3モデルの最大の違いは、どれだけ複雑で曖昧な作業を任せるかです。
Solは、原因調査や設計判断を含む難しい作業に向くフラッグシップモデルです。Terraは、通常の実装や明確な修正を継続的に進めやすいバランス型です。Lunaは、答えの形が決まっている小さな作業を速く処理する用途に向きます。
モデル選びでは、ベンチマークの順位だけでなく、作業の曖昧さ、失敗した場合の影響、繰り返し回数を見ます。普段はTerraから始め、難しければSolへ、定型化できるならLunaへ切り替えると判断しやすくなります。
Solは、GPT-5.6ファミリーのフラッグシップモデルです。CodexでSolを選ぶ場面は、作業の正解が最初からはっきりしていないときです。
たとえば、バグの原因が複数ファイルにまたがっている、仕様と実装がずれている、既存コードの構造を読み解いてから大きな変更を入れる、といった作業です。
こうした仕事では、コード片を出す力だけでなく、状況を読み、仮説を立て、変更の影響を確認する力が必要です。Solは、作業者だけでなく設計やレビューまで任せたいときに向きます。
Solを選びやすいケース
一方、CSSのクラス名変更や短いREADME修正などに毎回Solを使うと、作業に対して性能が過剰になりやすくなります。
Terraは、日常的な開発作業の主力になりやすいバランス型モデルです。性能だけを追うのではなく、必要な理解力を保ちながら速度とコストも考えたい場面に向きます。
日々のバグ修正、明確な機能追加、テスト作成、型修正、ドキュメント更新、既存コードに沿った小〜中規模の変更では、Terraから始めるのが現実的です。
Terraを選びやすいケース
作業を進めるうちに原因が分からなくなった、設計案の比較が必要になった、変更範囲が広がった場合はSolへ切り替えます。
Lunaは、指示と完成形が明確な作業を速く処理したいときに向くモデルです。複雑な設計判断よりも、決められた形式への変換や大量の小さな処理で使いやすくなります。
Lunaを選びやすいケース
仕様が曖昧な新機能、原因が分からない不具合、複数の設計案を比較する仕事では、Lunaでは判断が足りない場合があります。その場合はTerraまたはSolへ切り替えます。
Lunaは初心者が無理に使う必要はありません。Terraで進めている作業の中から、手順が固まり、繰り返し処理にできる部分をLunaへ移す使い方が分かりやすいでしょう。
Sol・Terra・Lunaは、モデルの性能だけでなく、利用できるプランや作業量によって実際の負担が変わります。高性能なモデルほど常に得になるわけではありません。簡単な作業へ重いモデルを使うと、待ち時間や利用枠を余分に使う可能性があります。
記事公開時点の案内では、CodexのFree/GoではTerraが中心となり、Plus以上ではSol、Terra、Lunaを選べる構成です。プランや提供条件は変更される可能性があるため、実際のモデル選択画面とOpenAIの最新案内も確認してください。
迷ったときの選び方
バグ修正なら、エラー内容と対象箇所が分かっている場合はTerra、原因調査から必要ならSolが目安です。リファクタリングは、名前変更や整理ならTerra、構造そのものを変えるならSolが向きます。テスト生成は、対象が明確ならTerraまたはLuna、境界条件の洗い出しまで必要ならSolを検討します。
GPT-5.5は汎用的な相談、調査、文章作成、既存ワークフローで使われる比較対象です。Sol・Terra・Lunaは、Codexなどで作業内容に応じて能力、速度、コストのバランスを選ぶモデル群として考えると整理しやすくなります。
Sol・Terra・Lunaの違いは、単純な性能順位ではありません。
複雑な設計や原因調査にはSol、日常的な開発にはTerra、定型処理や大量の小タスクにはLunaが向きます。
迷ったらTerraから始め、難しくなったらSolへ、軽く繰り返せる作業ならLunaへ切り替えてください。この使い分けなら、必要以上に重いモデルへ固定せず、Codexの性能と速度を作業に合わせて調整できます。

