更新日:
8/9/2026

VRAM 24GBで動くローカルLLM一覧|27B・32Bモデルと必要RAMを比較

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目次

この記事のポイント

VRAM 24GBでは27B〜32BのQ4が主要候補
14B以下は高量子化・長文・画像入力で余裕を持ちやすい
70Bは低量子化やRAMオフロードでも速度と品質に注意
RTX 3090・4090は容量が同じでも速度・電力・帯域が異なる
RAM 64GB以上が大型モデル運用の現実的な構成

VRAM 24GBは、ローカルLLMで27B〜32BクラスをQ4量子化で狙える上位構成です。

14B以下なら高い量子化、長いコンテキスト、画像入力にも余裕を持たせやすく、コードや専門文書など重い用途へ広げられます。

一方、70Bモデルを24GB GPUだけで快適に動かせるわけではありません。

低量子化や大容量RAMへのオフロードで起動しても、生成速度、出力品質、長文性能が実用水準に届かない場合があります。

この記事では、VRAM 24GBの強みを生かせるモデル規模、RTX 3090・4090などの違い、必要RAM、Ollama・LM Studioの設定を整理します。

VRAM 24GBで動くモデル規模の目安

規模 判定 推奨設定 注意点
3B〜14B 快適 Q5〜Q8、長文も検討 画像・文脈で使用量増加
20B〜24B 快適〜実用 Q4〜Q6 用途に応じ品質優先可能
27B〜32B 主要候補 Q4中心 KVキャッシュ用の余裕を確認
70B 条件付き・非推奨 低量子化+RAMオフロード 速度・品質・RAM容量が課題

30B前後のQ4ファイルが24GB未満でも、実行時には追加領域が必要です。

20GB前後までのモデルを基準にし、文脈と画像入力の余裕を残すと安定しやすくなります。

27B・30B・32Bモデルを選ぶ基準

24GB環境では、Qwen系27B、30B前後のDenseまたはMoE、32BクラスのQ4が比較対象になります。

ただし総パラメータと実際に動くパラメータが異なるMoEでは、必要メモリと計算負荷を別々に確認します。

候補 24GBでの狙い 向く用途
14B Q8 品質と余裕を両立 日本語、コード、長文
20B〜24B Q5 中大型を高めの品質で使用 専門文書、分析
27B〜32B Q4 モデル規模を優先 複雑な推論、コード
70B低量子化 検証用途 速度を許容できる限定作業

Qwen3.8-27Bの詳しい構成はQwen3.8-27B VRAMガイドでも確認できます。

70Bを24GBで動かす場合の限界

70BをQ2などへ大きく圧縮し、残りをRAMへオフロードすれば起動できる構成はあります。

しかし、低量子化による品質低下、CPUとGPU間の転送、長い生成時間、KVキャッシュの不足が同時に起きやすくなります。

70Bを選ぶ前に比較すること

  • 32B Q4より本当に正答率が上がるか
  • 1秒あたりの生成速度を許容できるか
  • RAM 64GB〜128GBを確保できるか
  • 長文や画像入力を諦める必要がないか
  • APIを使う方が総コストを抑えられないか

「70Bが起動した」ことだけを成功条件にせず、1タスクを完了する時間と修正回数で判断してください。

RTX 3090・RTX 4090・RX 7900 XTXの違い

24GB GPUの代表例にはRTX 3090、RTX 4090、Radeon RX 7900 XTXがあります。

VRAM容量は同じでも、演算性能、メモリ帯域、電力効率、対応ソフトウェアが異なります。

NVIDIA GPUはCUDAを前提とする実行環境で対応しやすく、RTX 4090はRTX 3090より高速になりやすい一方、価格と電源要件も上がります。

AMD GPUは対応バックエンドを事前確認する必要があります。

24GB GPUでは電源容量、ケース寸法、冷却も重要です。

長時間推論で温度や電力制限が発生すると、短いベンチマークより速度が下がることがあります。

PC全体の選び方はローカルLLMに必要なPC・GPU・VRAM、容量別の詳しい判定はVRAM・PC適合チェッカーで確認できます。

大型モデルのOllama・LM Studio設定

  1. 27B〜32BのQ4を選ぶ
  2. 最初は8Kコンテキストで読み込む
  3. モデルが完全にGPUへ収まるか確認
  4. RAMは64GB以上を基本候補にする
  5. 画像入力や長文は別々に負荷を確認
  6. 速度・品質・消費電力を同じタスクで記録

モデルを複数同時に読み込むと24GBでも不足します。

埋め込みモデル、音声モデル、画像生成などを同時運用する場合は、各プロセスのVRAMを合計してください。

長いコンテキストが必要なら、32Bを限界まで詰め込むより20B〜24Bへ下げてKVキャッシュ領域を確保する方が安定する場合があります。

このモデル、自分のPCで動く?

GPU・VRAM・RAMを選ぶと、ローカルで動かせるAIモデルの目安を確認できます。

VRAM・PC適合チェッカーを使う →

VRAM 24GBでは、27B〜32BのQ4が主要候補になり、14B以下は高品質量子化や長文・画像入力で余裕を持たせられます。

70Bは動作できる構成があっても、速度と品質を含めると常用向けとは限りません。

大型モデルではRAM 64GB以上、電源、冷却、ランタイム対応も含めて設計してください。

モデル別の適合判定はVRAM・PC適合チェッカーで確認できます。

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